色の決め方(テクニカル編)【CGテクスチャ制作】

CGテクスチャを作る際にテクニカル的な意味で気を付けるべき点があります。

色を決める際 この赤い領域の外側の色を使用するのはNGです。CGではレンダリングされたシーンにはこの色に加えて ライティングの明るさ と 影の暗さが加算されます。 

その時にアセットの固有色がまっくろだとその部分に影が乗ってもあまりめだたず また 明かりをあてても 明るくみえづらい といった状態になります。

なのでCGでテクスチャを作成する際はこの色の領域以外の色を使用しないように気を付けましょう。(必ずしもこの領域が絶対 というのではなく 極端な色を使いすぎないようにという事で 状況によってこの境界が増減します。 ただし完全な黒 や完全な白 みたいなところまでもっていかないようにきをつけましょう)

また、近年のCG制作ではPBRにのっとったテクスチャ制作をすることが多いので、PBRを壊さないようにつくる必要があるのですが

簡単な処方便として

サブスタンスペインターやMEGASCANなどにあるすべてのマテリアルはPBRにのっとって作られているので、なるべくマテリアルをいじり倒さず そのまま使用しましょう。 変更して思うように変更したい場合はPBRが壊れてないかチェックしながら進める必要があります。

以上 色の決め方 テクニカル編 でした。

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